オルタナティブスクール「咲くラボ」(東京都)
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将来、一緒に時計を作ってくれる大型新人が出てくる予感のワークショップ
東京都狛江市にあるオルタナティブスクール 咲くラボは「居場所がなくて困っている子どもの力になりたい」「悩んでいるママに寄り添いたい」という想いから2024年に生まれました。
子どもたちに普段できない経験をしてもらいたいと考えた先生からワークショップの依頼が来ました。今まで何気なく使っているモノに興味が沸いたり感謝したりといった気づきやきっかけとなるような時間になったら嬉しい、そして時計に興味を持っている子がいるため、時計にまつわる内容であると更に良いとのことでした。
発明するアタマを作る準備体操をした後は、時計を含めた身のまわりのモノから新たなモノを生み出してもらう課題を出しました。考えたモノを絵に描き、できあがった人から順番に、作品を皆に見せながら発表しました。
集まったのは小学校1年生から中学2年生までの5人。なんと全員が腕時計のアイディアを考えてくれました。やる気満々な5人の子どもたちに先生やスタッフは終始、元気をもらい、楽しくワークショップが進みました。
時計好き全開の子どもらしいアイディアは将来有望
最初に発表してくれたのは、ギャンブラーのための時計を考えてくれた6年生の男の子。6万円するけれども42回払いが可能な時計で、お金がなくてもいつでもどこでもスロットが回せるという時計を考えてくれました。その名もG-HOIHOI。文字盤の真ん中にはスロットの数字が並び、その下には銀行口座の残高も表示されます。
「この時計で人生が狂っても当社は一切責任を負わない」という注釈付き!2番手の中学2年生の女の子が考えてくれたのはキャンプに便利な時計。太陽電池搭載で夏は時計自体を冷やすことができるし、冬は温かくなります。文字盤のガラスを回すとルーペになり、火起こしができるし、光って懐中電灯にもなるという優れモノ。
3番手の1年生の女の子が発表してくれたのは、文字盤の左上のボタンを押すと頭の部分から鏡が出てきて化粧ができるという、女の子らしいアイディア。冬は温かくなるし、夏には冷たくなったり水が出てきたりもします。好きな香りも出るというピンクが基調のパステル色の可愛い時計。
4番手の5年生の男の子は「今日は何の日か」を表示したり、メッセージのお知らせ機能やバッテリー表示が搭載されている、機能性に優れた時計を考えてくれました。推しが立体で文字盤の上に表示されるという点が斬新。
最後に発表してくれた3年生の男の子のアイディアはスピーカー内蔵の時計。アプリにもアクセスできます。
相原先生は「エアコンやパソコン、ゲームなど、発明されたものは身近にいっぱいあります。そういうモノを探してみるのも楽しい。色鉛筆も誰かが発明したもの。アイディアのヒントは身の回りにあります。この部屋の中にだってあるし、駅にもあるし、公園にもあります。それをもっと楽しいものにしたいとか、使っているけれど困っているといったこと、例えば色鉛筆が折れやすいのをどうしたらいいかなといったことを考えてもらうと、すごく楽しいワクワクした時間になると思います。その時間をきっかけに毎日ワクワクした時間を過ごしてもらえるといいなと思います」と、総評しワークショップを締めくくりました。
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