南国市立久礼田小学校(高知県)
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高知県南国市にあるカシオ計算機「樫尾 茂」初代社長の出身小学校から47名の発明家のタマゴが誕生!
高知県南国市立久礼田小学校は、カシオ計算機の初代社長「樫尾 茂」の出身校。今回、この小学校からの応募を受けて「発明アイディア ワークショップ」を12月19日に授業の一環として5年生(20名)、6年生(27名)の2クラスで開催しました。
5・6年生と高学年のため、「人の役に立つ時計のアイディア」も楽しく目を見はるようなアイディアが多数あり講師や学校長・担任の先生達も驚く程の授業となりました。
中でも注意を引いたのが、「無駄使いをしなくなる時計」。買いたいモノを時計に言うとお金を出してくれるが、必要ないと思われるモノにはお金を出してくれないので、無駄遣いをしないですむ、という子どもならではのアイディアが出ました。また、「髪の毛の寝ぐせを簡単に直せる時計」。朝起きた時に寝ぐせがヒドイ人にとって、この時計はスプレー式で水蒸気などが出てきて髪を簡単に直せるので、寝ぐせに悩まなくて済むというアイディア。
「目が悪くなったおばあちゃんに役に立つ時計」、年を取り目が徐々に見えづらくなってきたお年寄りに、文字盤が虫メガネのようになり文字が見やすくなる時計があれば、お年寄りが時間も判り新聞などを読むのに便利になるというアイディア等が発表されました。
さらに、この「久礼田小学校」では子ども達にもう一つの課題が出ました。久礼田小学校の良いところを挙げたり、どんな小学校になったら良いと思うか?など、授業を受けている子ども達に地元や自分の通っている小学校について考えて貰い、久礼田小学校を良くしていくための方法を考えてもらいました。
最後に、「今日の授業で皆さんから考えてもらったアイディアを活かすのは、これから中学生・高校生や大人になって人の役に立つものは何か?という事を前向きに考えてアイディアを出すとき。それが実現できれば本当の発明家になることができます。
それまでに、日頃から何をしたら良いのか?アイディアを出して実現するには何をしたら良いのか?といつも考える素晴らしい人になって下さい。
皆さんが出してくれたアイディアは、様々な人の役に立つバラエティに富んだアイディアが多くとても感動しました。」と伊部講師からの講評があり、子ども達も自分達のアイディアを褒めてもらいとても嬉しそうな表情でした。 -
5年生6年生