樫尾俊雄発明記念館
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旭川市立近文小学校(北海道)

  • 2019年を迎え2度目の「発明アイディア ワークショップ」は、北海道旭川市立近文(ちかぶみ)小学校で開催。4年1組の37名、2組の34名、計71名を「発明家のタマゴ」として認定。

    発明の楽しさや社会貢献につながる喜びを体感する「発明アイディア ワークショップ」が旭川市立近文(ちかぶみ)小学校で行われました。この特別授業に先立って講師を務める小高が、カシオ計算機と、発明家である樫尾俊雄について紹介をしました。樫尾俊雄が最初に発明したのが計算機で、以後、デジタルウォッチ、電子楽器「カシオトーン」などを次々と発明したことにふれると、「えっそうなの?!」という子どもたちの驚く顔が教室内にあふれました。次いで、全世界で1億個以上も売れているカシオG-SHOCKの開発ストーリーを紹介。発明した伊部菊雄が「落としても壊れない丈夫な時計」を生み出すまでをムービーで紹介し、「困ったことがあるとき、だれかの役に立ちたいとき、発明のきっかけが生まれます」と話すと、大きく頷く子どもたちにワークショップに対する期待の高まりが分かります。

    レクチャーに続いて、頭の体操として、子どもたちに対し朝起きて教室に来るまでに見た「人がつくったもの」をグループごとに挙げてもらいました。数ある中から「家」(1組)と「クルマ」(2組)を選び、それが何の役に立っているかをグループで発表してもらいました。最初は遠慮気味に話していた子どもたちでしたが、徐々に場馴れしてきたのか活発な意見が飛び交います。グループ発表の場では「食事ができる。人が住める。災害から守られる。くつろいだり、楽しめる」(1組)、「移動できる。住める。送り迎えができる。遠くに行ける」といった発表がつづきました。
    3つめの頭の体操は、小高がプロジェクターで映すものが何かを答えてもらうというもの。画面に、北海道に稲作を根づかせるために発明された「たこ足」播種器が映されると、勢いよく手が挙がります。小高の「せ~の」の掛け声で「たこあし!」という元気な発表が教室内に響き渡り、その農具がどのような役に立つかを発表してもらいました。

    さて、頭もやわらかくなったところで「だれかの役に立つ時計を考える」ワークショップの時間です。画用紙いっぱいにアイディアを描く子、たくさんの色使いでかわいらしく作品を仕上げる子など、参加した子どもたちの数だけ力作が出揃いました。「カメラをもっていない人に役立つカメラ代わりになる時計」「迷子になった人に役立つしゃべられる時計」「キャラクターが好きな人に役立つすごい時計」(1組)、「絵を描くときに役立つ、勝手に手が動いてプロ級の絵が描ける時計」「強盗にあった時に役に立つすごい時計」「小学生に役立つ宿題をしてくれる時計」(2組)など、どの作品も目のつけどころがユニークで、充実したワークショップとなりました。

    今回の発明アイディア ワークショップ開催に先立って、担任の先生は子どもたちに「想像力を高めて欲しい。楽しんでもらいたい。」と話をされましたが、いつもと違う授業を楽しんだ様子が子どもたちの表情から見て取れました。また、「素敵な授業をしてくれたみなさんにお礼を言いたいと思います」という先生の掛け声に続いて「ありがとうございました!」という元気な挨拶をいただきました。小高からの講評では、「これからの毎日の生活で、困っている人がいればそれに気づき、だれかの役に立つものを考えることを習慣にしてもらえれば、将来発明家になれると思います。楽しみにしています。」という思いが伝えられました。最後に授業に参加された71名全員に「発明家のタマゴ認定証」が手渡され、北海道を舞台とした「発明アイディア ワークショップ」は好評のうちに終了しました。

  • 4年1組
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    4年2組
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