上湧別学園(北海道)
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上湧別学園の小学生がなりたい職業について町を盛り上げるアイディアを考えました
上湧別学園はオホーツク海から内陸に進み、農業や酪農を営む家が多い地域に位置しています。
上湧別学園は地区内の小学校4校と中学校1校を統合し、今年4月に開校した義務教育学校で、生徒数は223名ほどです。
広々とした校舎内には外光を取り込んだ見通しのいい空間が広がり、校庭も広く、子どもたちが元気に運動できる理想の環境です。自動で天窓が現れる装置がついた綺麗な理科室で5年生25人が将来なりたい職業に就いて湧別の街を盛り上げるアイディアを一生懸命考え出しました。
発明家のタマゴになるために頭を柔らかくする頭の準備体操が終わった後、将来、自分がなりたい職業をそれぞれ付箋に書き、それを画用紙の左上に貼り、子どもたちみんながその職業についてから町を盛り上げるアイディアを考えました。
例えば、
自分が握った寿司でみんなを笑顔にして笑顔を増やすこと
一番に発表してくれた子どもは「ザブトン式とカウンター式があって、どちらにも丸い机のカウンターを作ります。一家族でカウンターの周りにぐるっと座れるし、店員さんも椅子に座って、くるくる回るようにすれば疲れないで握れることができると思いました」と、堂々と楽しそうに話しました。
講師の相原先生からは「真ん中にだけ店員さんがいる。今の高級寿司屋はカウンターの向こう側に店員さんがいて、回転してない。今はそういう高級寿司屋がないのでぜひ作ってほしい。カウンターの人しか握り立てを食べれないもの。高級寿司屋が肝ね。この店が湧別にできたら、食べに来るから連絡してね」と講評しました。
サッカー選手になりたい子のアイディアは・・・
『職業はサッカー選手です。タイトルは「湧別町でプロとサッカーの試合をすること」。周りにチューリップ畑があって試合を見ている観客にはウーバーで食べ物を運ぶ。サッカー選手になって、自分がサッカー選手を連れてくる』。
相原先生は、「かっこいいぜひやってほしい。チューリップ畑がいいね。チューリップ畑でやってほしいね。素敵です。ぜひ応援に来ます」と講評しました。
科学者、建築士、お笑い、象の飼育員、料理人・・・
職業は科学者で、タイトルは「亡くなってしまった大切な人や生き物を蘇らせる」。お墓の前でハートの薬を振ると1日だけ、死んだ人が生き返るという薬を作りたいという女の子に相原先生は「やっぱり突然いなくなっちゃって会えないときとか、大事な愛犬にいいね。素敵な科学者になってほしいなと思います」と結びました。
他にも建築士、お笑い、象の飼育員、料理人・・・どのアイディアも良く考えられていました。
最後に相原先生から子どもたちへ
最後に相原先生から作品の総評をもらいました。
『私の想像を遥かに超えた、みんなのアイディアにとても感動しています。将来の夢がどんどん変わっていくこともあります。私もどんどん変わって今ここにいます。それでいいと思います。
どの職業になったとしても、みなさんは素敵なアイディアを生み出す力を今ここで養えたので、将来頑張ってほしいと思っています。
最後に、アイディアのヒントは身の回りにたくさんあります。
今日は「湧別の街をどうしたらいいですか」という形で問いかけましたが、家に帰って「家の中をどう過ごしやすくするか」でもいいし、「ランドセルをもっとこうしたら通いやすい」でもいいです。発明はそういうところから生まれていて、発明品を生みます。「どうしたらもっと身の回りが良くなるかな」とか、「楽しくなるかな」と考えるクセを作ってほしいと思います。ぜひ楽しんでアイディアを生み出してください』としめくくりました。 -
