結果発表

発明による社会貢献の喜びを次世代に伝える

概要

第8回「樫尾俊雄 発明アイディア コンテスト」は、「人に役に立つもの」、「生活に便利で役立つもの」「未来の世界であったらいいなと思うもの」、「体の不自由な人に役立つもの」「世相を反映したユニークなアイディア」の5つのカテゴリーにおいて、2025年5月26日~9月19日まで、全国の小学生からアイディアを募集し、300名を超える応募がありました。

2025年11月16日(日)、オンラインで行われた決勝大会では第1次・第2次審査で選ばれた優秀者10名が参加し、それぞれが独創的な発明アイディアを発表しました。決勝大会参加者の小学校は、東京都(5名)、埼玉県(1名)、愛知県(1名)、広島県(1名)、山口県(1名)、長崎県(1名)でした。

審査委員は、特定非営利活動法人ガリレオ工房 理事長 滝川洋二氏、特定非営利活動法人ガリレオ工房 塚本 萌太氏、株式会社グローバルエナジーハーベスト 代表取締役 速水 浩平氏、サイエンスパフォーマー すずき まどか氏、樫尾俊雄記念財団 理事 伊部 菊雄氏、樫尾俊雄記念財団 理事長 樫尾 隆司の6名が務めました。

今年の応募者の作品の傾向としては、低学年の部では「体の不自由な方に役立つアイディア」や「未来の世界であったらいいなと思うもの」などに世相を反映したユニークな作品が多く、高学年の部では健康問題を解決するアイディア、あるいは体の不自由な人やお年寄りをいたわるアイディアが多く見受けられました。

総 評

人の役に立つものを作る。この喜びを、未来を担う子供たちに伝えていきたい。そんな思いで、この発明アイディアコンテストを開催しています。
今回も、みなさんからいただいたアイディアは、どれも素晴らしいものでした。特に決勝に進まれたみなさんの作品は、本当に、あったら世の中がよくなると思う、人の役に立つものばかりでした。
みなさんがこのコンテストをきっかけにして、これからも、世の中の役に立つものを考え続けてくれたらうれしく思います。自分の夢に向かって、チャレンジしていただきたいと思います。

発明アイディア コンテスト 審査員長 樫尾 隆司

樫尾 隆司

今年も全国から素晴らしいアイデアをいただきありがとうございます。どの作品もとても素晴らしく心が温かくなりました。最終選考に残ったアイデアはどれも実現出来たら素晴らしいと思えるものばかりです。発明は、役に立つものを最初に考えて実現して世の中を良くしていくことです。
科学も進歩していますが、まだまだ、身の廻りには解決したい問題が沢山あります。どうしたら解決出来るか考え続けることが大事だと思っています。これからも、役に立つもの、楽しいものを考えて、皆さんが将来、樫尾俊雄さんのような発明家になって、世の中をさらに良くしていくことを期待しています。

発明アイディア コンテスト 審査員 伊部 菊雄

審査員

今回も、多くの応募作品が自分や人の、さらに社会での困ったことをヒントにテーマを選び、アイデアにつなげているので、なるほどと思う作品が多く、今年も審査には困りました。
その中でもさすがと思う作品の多くは、本当にこれがあると役立つと思い着く段階に加え、それを使うとどんな場合にはうまくいかないか、それをどう工夫するかなど、試行錯誤の結果からのアイデアに高められているのがいいなと感じました。
日々の生活で、いつも困ったり、何か役に立つことはないかと探し続ける人を育てるのがこのコンテストの魅力ですね。

発明アイディア コンテスト 審査員 滝川 洋二

審査員

受賞作品

受賞作品1

高学年の部

◆愛知県刈谷市立亀城小学校 6年
 加藤 遥乃(かとう はるの)さん

◆応募カテゴリー:
 未来の世界であったらいいなと思うもの

サムネイル1

●作品名
「遺品トークン」

●アイディアのポイント
未来まで戦争体験を伝えつづけることができます!

受賞コメント
樫尾俊雄賞を受賞してうれしいです。私の場合、アイディアはお風呂に入っている時や、なにか他のことをしている時に思いつきます。
今回の作品は博物館で戦争関係の展示を観たとき、実際に戦争を体験した人の話が聞けるわけではなかったので、深刻さが分かりにくく、実際に話が聞けたらよいのでは感じたことがきっかけで、このアイディアが浮かびました。

受賞作品1

低学年の部

◆東京都サレジアン国際学園目黒星美小学校 2年
 鳥海 櫂生(とりうみ かい)さん

◆応募カテゴリー:
 生活に便利で役立つもの

サムネイル1

●作品名
「のびーるスニーカー」

●アイディアのポイント
雨やさいがいのときに、スニーカーの中から、ぼう水のゴムをのばせるしくみ。大雨や土、石などから足をまもる。

受賞コメント
最優秀賞の樫尾俊雄賞を2年連続で受賞できてとてもうれしいです。このアイディアを考えたのは、大雨のときに友達が買ったばかりの靴がびしょ濡れになってしまったのがきっかけでした。
でもアイディアはできましたが、形にするのに苦労しました。靴を履くときに時間がかかったり手間がかかったりしたら困るので、すぐに履けるような靴を考えました。自分が作る時のことを考えて少ない材料でできるものにしました。

受賞作品2

高学年の部

◆長崎県精道三川台小学校 4年
 南 遥紀(みなみ はるき)さん

◆応募カテゴリー:
 体の不自由な人に役立つもの

サムネイル2

●作品名
「ペットボトルでレッツ!トレーニング!!」

●アイディアのポイント
お年よりや筋力がおとろえた人が家にいて、気軽に手の筋力や足の筋力をきたえることができる。ペットボトルをつかんだり、はさんだりすることで筋力をつける。

受賞作品2

低学年の部

◆広島県神石インターナショナルスクール 3年
 菅野 貴仁(すげの たかひと)さん

◆応募カテゴリー:
 人に役立つもの

サムネイル2

●作品名
「のびる、ちぢむ、すりすりつりかわ」

●アイディアのポイント
じぶんのせのたかさに、ちょうせいできる、つりかわ

受賞作品1

高学年の部

◆東京都江戸川区立西一之江小学校 6年
 野口 こころ(のぐち こころ)さん

◆応募カテゴリー:
 未来の世界であったらいいなと思うもの

サムネイル1

●作品名
「家族の健康チェックはおまかせ!!トイレドクター」

●アイディアのポイント
病気の早期発見につながる。

受賞作品1

低学年の部

◆東京都市大学付属小学校 2年
 栗山 柚子香(くりやま ゆずか)さん

◆応募カテゴリー:
 未来の世界であったらいいなと思うもの

サムネイル1

●作品名
「空中アンブレラ」

●アイディアのポイント
空中アンブレラは、車イスやつえを使っている人が、雨の日でも手を使わずに安全に歩けるようにする道具です。

受賞作品2

審査員特別賞(高学年の部)

◆東京都サレジアン国際学園目黒星美小学校 5年
 竹田 瑛理子(たけだ えりこ)さん

◆応募カテゴリー:
 体の不自由な人に役立つもの

サムネイル2

●作品名
「リハビリロボット」

●アイディアのポイント
足やうでにはめて、リハビリをするために使う。その人に合わせて自動で動いてくれるので、足が動きを覚え、歩けるようになる。

受賞作品2

審査員特別賞(高学年の部)

◆埼玉県本庄市立中央小学校 6年
 山路 未來(やまじ みらい)さん

◆応募カテゴリー:
 世相を反映したユニークなアイディア

サムネイル2

●作品名
「心と体のスマイル君」

●アイディアのポイント
目に見えない体調不良や、察しにくい心の状態を、色とマークを組み合わせてアクセサリーのように身につけることで、お互いにわかりあえるアイディアです。

受賞作品2

審査員特別賞(低学年の部)

◆山口県宇部市立厚東小学校 3年
 岡田 百恵(おかだ ももえ)さん

◆応募カテゴリー:
 世相を反映したユニークなアイディア

サムネイル2

●作品名
「さぎぼくめつうで時計」

●アイディアのポイント
さぎをぼくめつしたいので、さぎ電話を知らせるだけでなくさぎしたいほにつながるきのうをつけました。

受賞作品2

審査員特別賞(低学年の部)

◆東京都板橋区立北前野小学校 1年
 横尾 陽莉(よこお ひまり)さん

◆応募カテゴリー:
 生活に便利で役立つもの

サムネイル2

●作品名
「すずしくん」

●アイディアのポイント
もうしょのおでかけのときに、あつさをふせいであんぜんにいられる、あたまのうえですずしいばしょをつくるもの。